第6回 リディラバツアー(餃子を食べながら出所者のことを考える)
昨日は、リディラバさん主催の大人気ツアーその名も、
を新宿駆け込み餃子さんにて開催。
時間の関係で、今回は餃子を食べてから出所者のお話をするという流れだったので、餃子を食べて満足してしまって眠くなってしまうのではないかとの懸念が。
しかし、参加者の皆さまは見事にそれを裏切って、しっかりとみっちり聞いてくださって、
「刑務所内の刑務作業をどのように変えていったらいいか?」
「満期で出所した中で帰住地(住まい)がない人に対して国は何もしていないのか?」
「生活保護につなぐという場合もあるのか?」
といったような踏み込んだ質問も飛び交うぐらい活発な1時間に。
その後、歌舞伎町を1時間案内し、この日のツアーは終了。
ここでもお話しましたし、
「出所者の支援をする中で何が一番大切ですか」
とよく聞かれますが、いつも答えていることは
「出所者を出所者ととらえずフラットな気持ちで接すること」
これが一番大事で、重要なんではないかなと思っています。
私自身が5年前にはじめて出所者と関わったときには
「出所者だから」とか
「それはこうやるのが当たり前だから」
みたいな上から目線の支援をしていて、支援をしている自分が一番の偏見という目線を持っていたんだなと思います。
「支援者こそが実は偏見の塊」
たいしたことはできないですが、フラットに接することができるよう自分自身も色々な側面から物事を見られるよう頑張っていきたいと改めて。
出所者の支援をしている自分がいなくなるような社会を作ることが最終目標だと思っており、終わりのないゴールかもしれませんが、頑張って突き進んでいきます。
リディラバさんのリディラバジャーナルは上記の偏見をなくすのにものすごく役にたつメディアなので、ぜひご参考にしてみてくださいませ。