12人目の卒業生

〈12人目の卒業生〉

先日卒業した卒業生と卒業祝いということで焼肉を食べに。

食事中に感極まって涙を浮かべる場面もあり、本当に良かったなと。

一時は仕事もうまく行かず他の入居者ともうまくいかず、支える人がいなければ全てを投げ出していたかもしれない。

そんな状況から、仕事を続けて、会社の信頼も得て一人暮らしできるところまで行くことができ本当に感慨深い。

まだまだこれから色んな壁があるかもしれないが、越えて行ってもらいたいし、何かあればまた相談できる関係でいたいなと。

そして昨日、イランの少女更生施設を取り上げた映画を見に岩波ホールまで。

親から虐待を受け、そこから逃げるために薬物や窃盗、売春をしているという描写が。

日本でも犯罪に手を染める人には少なからず同じ環境がある。

自分のやっていることは批判にさらされたり、理解を得られなかったり、支援している人から心ない言葉を投げかけられることもある。

でも1人でも悲しんで人生を送る人が減り、そして新たな被害者を生まない社会を作るために、これからも続けられる限りは活動していきたいなと改めて！

生き直しでは引き続き、拘禁を解かれてから半年以内で家や帰るところがない起訴猶予者・執行猶予者、出所してから六か月以内の家や帰るところがない出所者の引き受けを行っております。

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担当：千葉