リディラバ主催 / 富士市立高校スタディーツアー

先日、高校生向けにリディラバさん主催で刑務所から出てきた方々（出所者）の現状を学ぶためにスタディーツアーの講師を。

歌舞伎町の街歩きが終わって質問の時間になり

『僕たちにできることは何かありそうですか？』

そんな質問がすぐに飛んでくる。

大人であれば

出所者の問題＝本人の問題

自己責任だろ！

と全ての事柄を本人の責任にして思考停止になるこの問題を純粋に考えてくれることが本当に嬉しい。

実は出所者が社会復帰できないのは、この問題に対して無関心な大人の責任なんじゃないかなと思うところも。

自分もまだまだ色々なことに無関心なこともあると思うし、意外と思考停止で考えてることも多いんだろうなと改めて。

今回、リディ部のボランティアの方にパワポを新調してもらって改めて、この問題を伝える必要性とそしてまだまだ自分も学んでいかないといけないことが多いなと思うと共に色んな人に支えられて今があるなと。

これからもさまざまな人に現状を伝えていき社会が変わるきっかけを作っていければ。

実は先日自分の話を聞いた高校生から、夏休みの課題の一環で更生について取り上げようと思っているとのことで連絡をもらい、お会いして話をしてきましたが、色んなところで小さな芽が育ってるようで本当に嬉しい限りです。

そのうち、自分の話を聞いた人が、自分の代わりに講師をつとめてもらえるような社会を目指して、これからも邁進していきます。