リディラバジャーナル読書会にてゲストとして登壇
10月15日はリディラジャーナル読書会のゲストとして文京区にあるフミコムさんへ。
この読書会は、社会問題の構造化に取り組むオンラインメディア「リディラバジャーナル」の1つのテーマを参加者がその場で分担して読み、紙にまとめて発表し合い、全体像を把握した後に感想をシェアしたり、議論を深める読書法を用いて進めるといったもの。
参加者が自分でまとめて発表していくので、参加型読書という感じで、質問も活発にかわされる。
一般的な再犯率より出所者とくに満期出所者の5年以内の再犯率が48%もあり、満期出所者のうち、およそ2人に1人は再び犯罪を犯し、刑務所に再入所しているという現状。
それ以外にも住居が借りにくい現状、さらには協力雇用主制度がうまく機能していないことなど、ジャーナルに掲載されていないことを質問を交えながら回答。
触法障害者に対しての処置など、まだまだ整備が行き届いていないこと、また私自身が勉強不足なところも含めて色々と質問が飛びかいあっという間に1時間が。
中学生の参加者から
「出所者の問題はホームレスと似てるところもあるけど、出所者という十字架を背負うとそれ以上に大変そう」
との感想も頂け、ホームレスのことも学んでいかないとと改めて。
これからも出所者の支援をするとともに、色々な方に出所者の問題を発信し、知ってもらって身近に出所者がいても普通に偏見なく接することができるような社会にしていきたいと思っております。
生き直しでは現在3名の出所者の方を預かっており、まだまだ入居可能な状況です。
これからも1人でも多くの出所者が生き直せるよう邁進してまいります。